ピロー包装で使われるフィルム材質について解説
食品の包装などで用いられるピロー包装は、安全で保存期間を伸ばせるなどの特徴があります。
では、ピロー包装はどんなフィルム材質が使われているのでしょうか。
そこで今回は、ピロー包装で使われるフィルム材質について解説します。
▼ピロー包装で使われるフィルム材質
■L-LDPE(リニヤー低密度ポリエチレン)
L-LDPEは、通常のポリエチレンよりも低密度のポリエチレンを造ることが可能です。
強度が高く、耐衝撃性があります。
雑貨や食品の軽包装袋で使われ、ピロー包装では縦ピローの重量物包装で用いられます。
■KOP(ポリ塩化ビニリデンコートOPP)
OPPの両面または片面にポリ塩化ビニリデンをコートしたものです。
ポリ塩化ビニリデンをコートすることにより、防湿性・保香性・ガスバリアー性が上がります。
ポリ塩化ビニリデンの純度により、バリアー性が高いものなど、使用目的によって使い分けがされます。
ピロー包装では、両面にコートしたものを使用します。
■PT・MST・Kセロ(セロハン)
セロハンは、吸水性があるので水蒸気を通します。
帯電性と油を通すことがなく、乾燥すると破れやすくなる特徴を持ちます。
▼まとめ
ピロー包装で使われるフィルム材質は、L-LDPE・KOP・PT・MST・Kセロなどがあります。
それぞれのフィルム材質は食品の特性に合わせ使われるので、ぜひ参考にしてください。
また、埼玉県にある「有限会社パビコ」では受託梱包サービスを承っています。
横ピローなどに対応しているので、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。
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